taigaのV・ファーレン記

V・ファーレン長崎を中心にサッカー戦術について書くブログです。

勝手にV・ファーレンアウォーズ2019(リーグ編)

こんにちは!taiga(@vvn_Taiga14)です!!!

 

今シーズンサボりにサボったブログです。

みんなからいつかくの?いつ更新するの??って聞かれていましたが全然書けていませんでした。。。。

書くことがなくない?って思って書けなかったのは内緒

息抜きに久しぶりに書いていきたいと思います!!!!

 

 

それでは今シーズンの振り返りとして、こちらから!!

勝手にV・ファーレンアウォーズ。

 

大分サポのNishidaさんの記事を見てやってみようと思い、書いております。

(こちらも賞はジェイさんの記事を元にしています)

 

まだ天皇杯を残しているので今回はリーグ戦中心にまとめていきたいと思います!

(ここから使用する画像は全てV・ファーレン長崎公式から引用しています)

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今シーズンは12位でシーズンを終えた長崎。来年はどうなる??

 

 

「目次」

 

 

 

それでは早速いってみよう!!(最初に言っておきますが個人的な見解です)

 

 

 

 

ベストゴール

大竹洋平(第35節 vs町田)

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今シーズンファジアーノ岡山から移籍をしてきた大竹洋平選手。

彼の特徴が全て出たと言っても過言ではない一連の流れです。

ドリブルでするすると敵の間を抜けていき、PAぎりぎりの外から左に綺麗な弧を描いたミドルシュート。完璧すぎて素晴らしかったです。

 

個人的に今シーズンすっかり大竹選手の魅力にとりつかれたので、今後もおっかけます(どこを好きになったのかはまた今度書きます!)

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来年はもっともっと活躍を見たい大竹洋平選手

 

 

 

次点

玉田圭司(第29節 vs山口)

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こちらも今シーズン名古屋グランパスより移籍してきた玉田圭司選手。

そんな玉田選手は今シーズンレノファ山口相手にフリーキックを二本決めていますが、アウェイで決めた方を個人的には推します。

真ん中の位置・距離は30m付近。その位置から左に決めたビューティフル弾。

長崎は左利きのフリーキッカーが多いのですが、来年も期待したいところですね。

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決定率はチーム1位。来年も魅了してほしい玉田圭司選手

 

 

 

 

年間最優秀セーブ

富澤雅也(第33節 vs京都)※動画は1分13秒から

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最優秀セーブは今シーズンJリーグデビューを果たした富澤雅也(仏富澤)選手!!

 

ミドルシュートをしっかり横にはじき出し、こぼれ球に詰められたものの、すぐに体勢を整えてセーブ。四年目にしての大活躍に僕は感動して涙が出そうなくらい嬉しいです

 

富澤選手は足下の技術が高い選手なので来年はさらに活躍してくれると思っています。楽しみですね!!契約更新してくれてありがとう!!

来年も頼むよトミー!!

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来年はチーム最古参の1人になるトミー(12/15段階)。頑張ってほしい!

 

 

 

次点

徳重健太(第9節 vs岐阜)※動画は1分27秒から

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次点は週間ベストセーブに選ばれた徳重健太(徳重神)選手のセーブ。

この試合流れを何度か持って行かれましたが、徳重選手のスーパーセーブで相手にながれを与えず、しっかり勝つことが出来ました。(前半のPKセーブもよかった)

 

徳重選手の真骨頂といえるシュートボールへの反応の早さ。

GKは長年の経験値などで円熟味を増すポジションです。今シーズンも安定していました。素晴らしいセーブでした!

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神はここにいた。徳重選手の安定感はすごい

 

 

 

 

ベストゲーム

第29節 vs山口(4-0○)

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ベストゲームもアウェイ山口戦です。

この試合、四点をもぎ取り、内容としてかなり上手くいったと言っていい試合でした。

夏の補強でやってきた秋野選手やイバルボ選手なども活躍しました。

 

この頃の長崎はどういったサッカーを目指すのかいまいち分からなかった中身でしたが、この試合はほんと良く構築されており、相手の弱点をついた試合運びを出来たなと思います。

ここからまた調子は上向きになりかけたのですが…

 

来年はもっとわくわくした試合を期待したいですね!!

 

 

 

 

なんで長崎に来てくれたの大賞

ビクトル・イバルボ鳥栖→長崎)

 

マジで何で長崎に来てくれたの??すげえ嬉しいです!!!!!!!!!

 

それは夏のある日、突然の発表だった…

 

いやあマジで驚いた。元コロンビア代表。ローマなどでも活躍した選手が長崎にくるとは・・・

フィジカルは言うことなし。おまけにとてつもなく技術は持っているし足は速い。

え。ほんとに??マジで???ってなった移籍でした。

 

案の定大活躍しておりました。マジ流れ変わる

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完全移籍も発表されました。来シーズンも頼みますよビクトル!!!!!!

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いうことのなしのビクトルイバルボ選手。来シーズンも頼むで!!

 

 

 

V・ファーレンレコード大賞

V&Prince~precious fan~

ファン感で歌われたのはこちら!!

富澤、吉岡、新里、鹿山、名倉の5人で結成されたグループ!!!

 

と思いきやまさかの……澤田選手が登場。

 

3年前の澤田選手の姿はもうどこにもなかった。。。

(長崎に来年以降もいてほしい!)

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公式から動画が出たので、そちらをどうぞ!!

 

YouTube

 

ぶいえすヴィヴィくん賞

畑潤基(第28回)

 

今シーズン突如スタートした「ぶいえすヴィヴィくん

その中で個人的に一番好きだった回は畑選手の回

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我々は何をみせられていたのだろうか

 

ぶいえすヴィヴィくんはどれも面白い内容なのでみんな是非見てね!!!

 

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仲良しやのうほんま・・・

 

 

 

 

 

技能賞

大竹洋平(39試合4ゴール7アシスト)

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大活躍。ほんとに凄かった大竹選手(キャリアハイ)

 

技術の部分では間違いなく大竹選手。

先ほどの最優秀でもあげたとおり、素晴らしい技術を兼ね備えた選手です。

 

序盤はベンチスタートからのスーパーサブ扱いだったものの、第9節岐阜戦よりスタメン定着。以後ずっとスタメンの座を守りきりました。

今シーズンのチームアシスト王にもなりました。スルーパスがエロいですよね。

 

その左足から繰り広げられるキックと、身体の重心で相手を惑わし逆を突くドリブルはみるものを圧倒させます。

マジで凄かった。ほんとに。早くこんな選手にあいたかった。長崎に来てくれてありがとう。来シーズンも期待したい選手です(めっちゃ推しです)

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敢闘賞

亀川諒史(40試合1ゴール2アシスト)

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チーム内で一番試合にでた亀川選手。熱い気持ちのプレーは僕らも好きになった

柏レイソルより完全移籍をしてきた亀川選手。

長崎は今シーズン4-4-2をベースに戦ってきましたが、その中でも両サイドバックをこなせる亀川選手の存在は貴重でした。

中盤で少し安定感を欠いたもの、それでもここぞという場面でのオーバーラップや守備

の追っかけなどでチームを支えました。さすがは元五輪代表選手です。

 

亀川選手の唯一のゴールだった第16節千葉戦では見る者をうならせる圧巻のシュートでした(来シーズンはもっとみたいねえ)

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来シーズンも手倉森監督が続投であれば、間違いなくチームに残ってくれると思っています。さらに守備の連携などを向上させて中堅年代の中心として頑張ってほしい選手のひとりです。

 

 

 

 

殊勲賞

米田隼也(7試合1ゴール)

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終盤戦で大活躍の米田選手。来期こそシーズンを通して見てみたい選手!

シーズンも10月になり終盤を迎えた頃。彼が復活した。

今シーズンは開幕戦、第二節に続けてベンチ入りを果たしましたが、そこからしばらくはベンチ外。

リーグ戦にシーズン初出場したのは琉球戦だったものの1分のみ。

カップ戦ではサイドバックにコンバートされなれないポジションから上手くいかないことも多くありました…。

 

けがもしてシーズン通して苦しんだ彼が、努力を積み重ねた結果。

終盤戦で大きく花開きました。

第37節岡山戦で途中出場をはたすと、鋭いシュートなどを放ち、岡山を翻弄。

その高パフォーマンスの結果、次節金沢戦から新潟戦の5試合で右サイドバックのスタメンとして名を連ね高いパフォーマンスを示しました。

 

元々の攻撃的センスに加えDF面での成長が著しかった米田選手。

最終節新潟戦ではゴールも決めました。

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来年こそもっと試合で見ることができると期待しています。

 

 

 

 

功労選手賞

髙杉亮太(190試合9ゴール3アシスト ※2013-19のリーグ戦通算記録

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7シーズン長崎のために本当にありがとう!

 

杉様。長崎の最終ラインを統率し続けた杉様。

毎年の目標はケガをしないだった杉様。ヴィヴィ君とのからみが素敵な杉様。

 

長崎の偉大なバンディエラがまた1人、長崎のユニフォームを脱ぐことになった。

 

長崎がJリーグ参入を果たした13年に愛媛FCから完全移籍加入。

杉様に度肝を抜かされたのはその果敢なオーバーラップからの攻撃。

 

なぜそこに杉様???

 

何度みんなが言ってきたのだろう。この積極的な攻撃参加。

特段何かがすごいといものは持っていないが、周囲との連携をしっかり図りながら長崎の攻撃をシャットアウトしていったその姿(13シーズン15シーズンはリーグ最少失点)

 

今シーズン高木監督から手倉森監督になった長崎。

それでも序盤、ケガをしていない時期はスタメンで活躍していたのだが…。

今シーズンはケガに悩まされた印象。それでも本当にすごかったのが杉様。

残念ながらセンターバックの高齢化も考えた上での満了なのだろう…。

それでも杉様が最後まで自分が納得できるところまでやってサッカー人生を全うしてもらいたい。どこに行っても応援しています。

長崎を長年支えてくれて感謝しかありません。

 

また長崎に戻ってきてくれることを願ってます。ありがとう杉様。

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最高だったぜ杉様!

 

 

 

 

MIP

吉岡雅和(30試合4ゴール1アシスト)

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今シーズンはジョーカーとして活躍した

今シーズンカターレ富山から復帰をした吉岡選手。

昨シーズン試合に全然絡めなかったので本人としてはかなり悔しい気持ちがあったはず。

そのなかでしっかり結果を出し、シーズン通して活躍してくれました。

途中出場が多かったのですが、流れを変える活躍をしてくれました。

本当に素晴らしいものでした。小柄な選手が活躍するのは嬉しいです。

 

長崎出身の選手として今後も活躍してほしいですね。

来シーズンはもっともっとゴールを見せてやってほしいです!

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MVP

呉屋大翔(36試合22ゴール1アシスト)

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異論は無いかと

 

文句ないでしょうこれは

 

今年の長崎を象徴する選手です。呉屋選手は本当に凄かった。

正直最初は本当に活躍できるのか少し不安なところもありましたが言わせてください。

 

 

呉屋君完全移籍はよ

 

ほんとうにすごかったです。

今シーズンの長崎は裏へ抜ける動きが得意な選手がいなかったのですが、そのなかで呉屋選手は本当に多彩な動きで相手を翻弄してくれました。

 

ゴールパターンも沢山で、フィジカルも弱くない。ファールのもらい方は上手い(相手からしたらむかつくと思いますが

ほんとうにFWってタイプの選手でした。この人が来てくれていなかったら今年の長崎はいったいどうなっていたのでしょうか…。

長崎の今シーズンは本当に彼のパフォーマンスが影響していたと勝手に思っています。

 

来シーズンは彼がどこでプレーするか期待しかないですね。頑張って貰いたいと思います。天皇杯でもゴールが見たいなあ…。

長崎へ来てくれてありがとうございました!!!!

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上手い。個人的には町田戦のゴールが好きです。

 

 

 

こんな感じでアウォーズを終わりたいと思います。

今シーズンはリーグ戦は悔しい結果でした。まだ天皇杯が残っているので楽しみにしましょうね!!!

オフシーズンになりつつあり、移籍情報なども出ていますが、来年も長崎で見てみたい選手がたくさんいるので、早くでてほしいです。

 

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久しぶりにブログ書けました。卒論のいい息抜きになりました。

最後まで長々と読んでくださりありがとうございました。

それではまた次回!!!

19シーズン長崎のチーム展望~若手の台頭に期待~

こんにちは。taiga(@vvn_taiga)です。

 

大変遅くなりましたが、明けましておめでとうございます(もう二月だぞ)。

昨年は大変お世話になりました。皆様と関われたことで僕自身のサッカー遠征に大きく影響しました!

2019シーズンもお世話になりますので、ひきつづきよろしくお願いいたします。

 

さて、前回はアウェイガンバ大阪までの話でした。

 

 

vvn.hatenablog.jp

 


 

そこからシーズンオフを挟み、V・ファーレン長崎はJ2での再スタートを切る形になりました(すでに沖縄キャンプが終了しましたね)。

長崎は今シーズンいったいどのようなサッカーをしていくのでしょうか??

色々と見ていくことにしましょう!!

 

 

1.監督と選手の移籍動向

まずは監督と選手から見ていくことにしましょう。

 

・監督

監督は交代しました。Jリーグに参入した2013年からチームを率いていた高木琢也監督が契約満了にともなう退任(個人的には解任に近い退任かなと思いますが)によって6年間という長期政権が終了しました。

 

高木さんのサッカーは技術を補うための走力を駆使し、全員攻撃全員守備をおこなうサッカーであり、有名選手をなかなか獲得できない長崎にとって素晴らしい戦術でした。ぼくは高木さんのサッカーに魅了されました。見ていて楽しいサッカーでした!!

 

そんな高木監督は今シーズンから同じJ2リーグに所属する大宮アルディージャの監督となりました。敵になるのは残念ですが密かに注目していきたいと思います。

高木さん6年間本当にありがとうございました!!

Embed from Getty Images

 

そんな高木監督に別れを告げ、V・ファーレン長崎が新たに呼び寄せた監督はこの方。

Embed from Getty Images

そう。かつてリオデジャネイロ五輪に出場したU-23日本代表を指揮し、ロシアワールドカップでは日本代表コーチを務めた「手倉森誠」監督です。

手倉森監督が来るなんて…正直びっくりです。

 

手倉森監督の特徴はその取材陣を驚かせる(困らせる)ダジャレ…

ではなく、徹底したコンディションを整える戦略などで選手の体調を気にかけたりし、選手との距離を作らないタイプの監督です。

何より手倉森監督は選手たちにはっぱをかけるのが得意なタイプです。

選手たちを同じ方向に向かせることが得意なタイプといえ、若手の育成は得意といえます。

 

手倉森監督に関してはさまざまな記事があるのですが、この記事を貼っておきますので確認してみてください↓↓↓

newspo24.com

手倉森誠さんの戦略特徴とは

専属のコーチ陣に信頼を置き、

意見や情報を吸い上げまとめ上げ

決定していく、信頼関係と決断力と言えますね。

(引用元:newspo24.com

 

 さて監督とともに日本代表で20年間コンディショニングコーチを務めた早川直樹氏も迎えました。手倉森監督とともに仕事を行っているので、早川コーチの活躍にも注目していきたいと思います!!

 

その他のコーチ陣は変更なしです。楽しみですね。

 

 

・選手

選手は今年J2に降格してしまったのもあって大きくメンバーが替わりました。

inとoutをそれぞれ見ていくことにしましょう。

 

○IN(リリース順)

・鹿山拓真 (←東海学園大学

・江川湧清 (←V・ファーレン長崎U-18)

大竹洋平 (←ファジアーノ岡山

角田誠  (←清水エスパルス

・香川勇気 (←東京ヴェルディ※レンタルより復帰)

玉田圭司 (←名古屋グランパス

・畑潤基  (←アスルクラロ沼津※レンタルより復帰)

亀川諒史 (←柏レイソル

・吉岡雅和 (←カターレ富山※レンタルより復帰)

・イジョンホ(←蔚山現代※期限付き)

・イサンミン(←蔚山現代※期限付き)

鈴木彩貴 (←横浜F・マリノス

 

○OUT(リリース順)

・前田悠佑   (→引退)

・奥田達朗   (→高知ユナイテッドSC

福田健介   (→未定)

・木村裕    (→AC長野パルセイロ

北谷史孝   (→FC岐阜

増田卓也   (→サンフレッチェ広島※レンタル満了→町田ゼルビア

田代真一   (→横浜FC

乾大知    (→横浜FC

碓井鉄平   (→カターレ富山※レンタル)

鈴木武蔵   (→北海道コンサドーレ札幌

・中村慶太   (→清水エスパルス

・中原彰吾   (→北海道コンサドーレ札幌※レンタル満了)

・飯尾竜太朗  (→ベガルタ仙台

・平松宗    (→アルビレックス新潟※レンタル満了)

・田上大地   (→柏レイソル

・ファンマ   (→大宮アルディージャ

・ヨルディバイス(→徳島ヴォルティス※レンタル)

 

inの人数は12人。outの人数は17人です。

outめっちゃ多いじゃん!!と思うでしょうが、元々去年からチームの人数が多かったので人員整理(基本は30人前後で構成する)としては仕方なしの大量放出となりました。

 

 

なかなか難しいところですね…。

チームからいなくなった選手は大きく次の特徴があります

 

若手~中堅年代(30まで)の選手が多い

・長崎からキャリアをはじめた選手たちが放出

 

中村選手、田上選手、飯尾選手といったチームの軸が軒並みいなくなったのはダメージがでかいです。

 

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清水エスパルスへ移籍した中村慶太選手

 

一方で、加入した選手は亀川選手を除くと基本的にゼロ円移籍(移籍金を払わずに選手を獲得できること)が中心だと見られます。

また30代のベテラン選手も多く補強をしていきました。

少しばかり不安な面もありますが、それでも玉田選手といったFWのお手本のような選手や手倉森監督のサッカーを知る角田選手などを獲得できたのは大きいといえます。

 

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名古屋グランパスから移籍してきた玉田圭司選手

 

今いるメンバーも決して悪くはないといえるのでここは監督を含めたコーチ陣の手腕と選手の頑張りを気にしていきたいと思います。

 

2.ポジション毎に戦力分析をしてみる

ここからはポジション毎にみていくことにしましょう。ポジション別にどのような戦術をくめるのか期待です。

 

①全体ポジション別選手一覧

まずはじめに全体図からみていくことにしましょう。個人的に考えた分布です。複数ポジション出来る人は一つのポジションに限定してかきます。

 

ゴールキーパー:徳重 富澤 鈴木

サイドバック:徳永 大本

サイドバック:香川 亀川

センターバック:キュベック 髙杉 角田 鹿山 江川 サンミン

サイドハーフ:澤田 大竹

サイドハーフ:翁長 米田 名倉

センターハーフ:島田 黒木 磯村 新里 中村 幸野

ストライカー :玉田 長谷川 畑 ジョンホ ハイロ 吉岡

 

大体こんな感じでしょうか。センターハーフとは去年までで言ういわゆるボランチのことです。 サイドハーフは去年までウイングバックと呼んでいた飯尾・翁長選手のポジションですが、サイドバックがいるのでより攻撃に集中することのできるポジションです。

 

こうみるといくらか偏りはみられるものの複数ポジションをこなせる選手も多くいるのでバランスはある程度いいと思われます。手倉森監督は高木監督とことなり4-4-2の4バックでの戦いをすると思われます(公式のキャンプ報告にも4バックでと書いています)ので、この分類にしました。高木監督と少し違ったサッカーが見られると思います。

 

4バックと3バックの違いはまた次の機会にお話しするとして、ポジション別に考えていきましょう。

 

ゴールキーパー(GK)

 GKは現在三人です。

徳重選手、富澤選手、そして新加入の鈴木選手。

GKは現段階では三人体制でいくと見られます。

 

が、背番号1が空いていることからも分かるとおり、シーズン中に新加入があるかもしれないポジションです…(噂では色々とあるようですが)

 

 

さて個人的な一番主は去年もレギュラーを務めた徳重選手だと思っています。

徳重選手は昨年一年間でロングフィードの質が高くなったと思っています。

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徳重選手

引用元:vvaren公式フォトギャラリー

ただ、他の2選手も悪くはなく、個人的には富澤選手の活躍にそろそろ期待しています(富澤選手は足下が非常に上手いです)

もちろん新加入の鈴木選手にも期待したいところです!!! 

 

ディフェンダー(DF)

 ディフェンスは今年から4バックになるわけですが、非常に面白そうなメンバーではあります。

4バックはおもにサイドバックセンターバックとありますが、サイドバックから見ましょう。

 

サイドバックは経験値の高い徳永選手や攻撃的なプレーをこなせる大本選手。左サイドバックには同じく攻撃的なプレーを得意とする亀川選手やポリバレントに優れた香川選手などがいます。それ以外にも米田選手や江川選手なども出来ると思われますが基本はこの四人を中心に構成されるものと思います(右サイドバックには中村選手もいます)。

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今季柏レイソルから移籍してきた亀川選手

引用元:vvaren公式フォトギャラリー

 

センターバックとしてはたくさんの選手がいますが特に期待したいのはイサンミン選手とキュベック選手。

時期は違いますがともに韓国の五輪代表選手として活躍しています(した)。

キュベック選手は去年悔しい経験をしているだけに期待したいところ高さと足下の技術は高いです。

サンミン選手は、代表のキャプテンもするなどリーダーシップに長けていると思われます。情報が少ないのでなかなか言えませんが、ポテンシャルは相当高いと思われるのでぜひともこの韓国人コンビでゴールを守ってほしいいです。

 

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期待が高まるキュベック選手

引用元:vvaren公式フォトギャラリー

 

もちろんそれ以外にも新人コンビの江川選手と鹿山選手(二人ともポテンシャルは高い)

そしてここ数年間長崎のゴールを守ってきた身体を張ることが出来る髙杉選手。そして手倉森サッカーを熟知しておりパスセンスなども高い角田選手のベテラン勢も活躍が期待されています。

 

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長崎で一番長い在籍年数となった髙杉選手

 

 いずれにせよ去年のメンバーと比べても遜色はないといってもいいと思います。なにより4バックになったことでセンターバックを本職とする選手をたくさんそろえなくてもいいので…。

懸念すべき点は右サイドがやや不安なところ(左サイドは亀川選手が濃厚ですが状況次第ではみぎにいくかもしれません)

そしてDF陣の平均年齢が若干高めなところです(もちろん悪いとはいいきれませんが)。

 

いずれにせよ去年課題となった失点の多さ。そしてセットプレーでの失点を減らして暮れることに期待しましょう。 

 

ミッドフィルダー(MF)

MFはボランチとサイドで分かれます。

ボランチは去年とそこまで大きく変わらず。若干層が薄くなったのはきになるところではありますが、それでも主力となった黒木選手や島田選手、磯村選手そして新里選手がいます。

さらには今季このポジションをつとめそうな選手として中村選手(個人的には幸野選手もここをやる可能性はあるかと)がいます。

 

主力としてはバランスを持ちながら攻守に貢献できる黒木選手を軸として、

守備からの縦パスを出せる磯村選手、

ゲームバランスを保ちながら左足でチャンスメイクできる島田選手(個人的に去年格段に成長した選手だと思っている)、

パスセンスは非常に高く攻撃意識が高い新里選手、

マークで徹底的に相手をつぶし、攻撃の芽を刈り取る守備に強い中村選手(そもそも本職はボランチ)、

足下の技術は高く攻撃センスが高い幸野選手(彼もまたボランチが本職であった)

と言う具合に相手によってボランチの組み合わせは変わるでしょう。サイドと同様に気になるところです。

 

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個人的に期待値が高い島田選手

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主力として活躍できるか楽しみな新里選手

引用元:vvaren公式フォトギャラリー

 

サイドの選手は右にドリブルと切れのある動きをみせる澤田選手、そしてファンタジスタ系の独創的なセンスをみせる大竹選手。

左は絶対的主力となり、チャンスメイクを出来る翁長選手、ドリブルでのテクニックは非常に高い米田選手、攻撃メイクをつくりだせる技術の高い名倉選手(トップでも起用される可能性は高い)などたくさんの選択肢があります。

もちろんこれ以外の選手たちがこのポジションをつとめることはありそうです。どちらにせよ今季はサイドが非常に分厚くなった長崎。楽しみです。

 

あとトップ下がフォーメーションによっては出てくると思いますが、ここは名倉選手、澤田選手、など多くの選手ができるので特に問題は無いと思います。

 

フォワード(FW)

 フォワードは大きく変わりました。ファンマ、鈴木武蔵、平松宗といった選手たちがでていきました。

その中でFW陣の中で大きな期待を寄せるのはこの選手

 

 

元日本代表の玉田圭司選手です!!!

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大きな期待を寄せる玉田選手

引用元:vvaren公式フォトギャラリー

 

 

玉田選手は技術力が高く長年活躍してきました。さらに38歳になった今でも守備をしっかりするなど自分のプレースタイルを日々進化させながらプレーしていけるスーパーな選手です。

大きな期待を寄せています。

 

他にファンマ選手と同じようにポストプレーをこなすことが出来る長谷川選手。

そして元韓国代表で今年の得点源候補であるイジョンホ選手

そのほかにもレンタルで経験を積んできた畑選手や吉岡選手

そしてMVP級の活躍をしたドリブラー澤田選手。

そして思うように活躍が出来なかったですが高木さんからの評価は高かったハイロ選手

 

実に多種多様な選手が2トップを形成してくれるでしょう。

攻撃面での連携面を上手く高めることが出来るかが勝負の鍵です。ぜひ選手たちの奮起に期待したいですね。

 

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得点力の高さを見せてくれるか期待のジョンホ選手

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ポストプレーに期待がかかる長谷川選手

引用元:vvaren公式フォトギャラリー

 

3. メンバーの組み合わせはどうなる??

ここまで見てきてメンバーが非常にどうなるのかは期待です。

特にサイドは熾烈な争いを出来るくらいに能力の高い選手がそろっていると思います。

問題は若干手薄なボランチと得点力が未知数のFWぐらいでしょうか。

パシフィックリムカップでチームの試合を見ることが出来ます!!

ぜひ見て、選手たちのはつらつとしたプレーを見ていきましょう。

 

個人的にはいろいろと試合を見れていないので未知数な部分があります。なのでしっかりと試合を見ていき、高木サッカーとは違う、手倉森サッカーを見ることができればいいなあと思います。皆さんも今シーズン去年までとは違う新たなサッカーをみることで新しい視点からサッカーを楽しんでいくことが出来ればと思います。

 


12/7(金)「次期監督就任&今後のクラブ環境改革の取り組み」に関する記者会見

 

 

パシフィックリムカップの結果をもとにまた記事を書いていきたいと思います。

 

長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまた次回!!!