taigaのV・ファーレン記

V・ファーレン長崎を中心にサッカー戦術について書くブログです。

サッカー戦術の基礎(3)〜ポジション(MF編)〜

こんにちは!taiga(@vvn_taiga)です!

J1再開が近づいていますね!皆さんは準備出来ていますか??

早くVファーレン長崎の試合が見たいです!楽しみです!!!

さて、今回は、ポジション解説MF編をおこないます。

過去記事はこちら↓

 

vvn.hatenablog.jp

 

vvn.hatenablog.jp

 

ミッドフィルダー(以下MF)はいわゆる中盤でサッカーの中ではボールが1番多く行き交う場所でプレーします。

はたして、どんな役割がそれぞれあるのでしょうか??

 

 

 

1. 中盤のポジションの種類

そもそもMFの主な役割はDFから来たボールをつなぎ、攻撃を組み立てたり、相手の攻めを守ったりと多種多様なポジションです。このMFには、ポジションによって役割が大きくなります。

かつてはDFとFWのつなぎ役とゆうことで、「リンクマン」という呼び名もありました。

 

さて、そんなMFなんですが大きく分けてポジションは大きく4つに分けることが出来ます。

  • 攻撃的MF
  • セントラルMF
  • 守備的MF
  • サイドMF

 この4つは大きく役割が異なります!ひとつずつ見ていきましょう!!

 

 

2. 攻撃的MF

攻撃的MF(トップ下)はフォワード(以下FW)の後方に位置しており、MFのなかで最前列でプレーをする選手です。よくこの場所を司令塔と呼ぶ人もいますが、ゲームを組み立てる役割と言うよりも、FWにパスを出してゴールのアシストをしたり、自らがドリブルで持ち上がって、ゴールを決めるなどといった得点に直結するプレーを行います。

このポジションでは前述したとおり、パスやドリブル、シュートなどと言ったサッカーで言うテクニックが優れた選手が多いです。さらには相手の守備的MFへの守備や激しいプレッシャーを受けるので、強いフィジカルや豊富な運動量も必要なポジションとなっています。

このポジションは攻撃的名手がたくさん存在しており人気のあるポジションです。

ちなみに長崎でいうと今シーズンは澤田選手がこのポジションに入っています。

 

 

3. セントラルMF

セントラルMFとはフォーメーションが4-4-2や4-3-3といったMFが一列しかいないときの真ん中に位置するMFのことを指します。

このポジションは攻撃的役割から守備的役割までの広い範囲をカバーしつつやらなければいけないので、攻守両面の総合的な能力(テクニック、DF力・・・etc)や中盤全域をカバーする豊富な運動量が必要不可欠になります。

このセントラルMFが重要な動きをしているのは間違いありません。ここが上手く動けなければ相手は思うとおりに攻撃することができるからです。

 

 

4.  守備的MF

守備的MFとは、ディフェンダー(以下DF)の前に位置し、主にディフェンスラインの前でボールを持っている相手に対しプレッシャーをかけてボール奪取をしたり、長短のパスを用いて前線やサイドにパスを出したりする役割を行います。

日本では、このポジションはいわゆる「ボランチ」として呼ばれます!!

ちなみにボランチとは「舵取り役」という意味です。

ボランチは1人もしくは2人の場合が多く、一人だとあまり攻撃参加はしなくなりますが、2人だと、片方が攻撃的、片方が守備的な役割をし、バランスを保ちながら攻撃を組み立て、ゴールを守っていくことが多いです。

この守備的MFは二手、三手先のプレーまで考えて攻撃を組み立てたり守備をするので、それを意識しながら組み立てることが出来る戦術眼と、前線にボールを送ることの出来るロングパスの精度、ボールを奪われるとピンチになるため奪われないボールコントロールが求められます。

ちなみにボランチのより守備的なほうを「アンカー」と呼ぶこともあります。1ボランチの時はとくにそうですね。

このポジションに入る人は献身的な能力が大事であり、さらにセンターバックもこなせる選手も多いです。

 

さらに、このボランチには司令塔型とよばれる広い視野をもとに長短のパスを繰り出すことが出来る選手もいます。俗に言う「レジスタ」と呼ばれる選手のことです。

 フィジカル重視より、テクニック重視のポジションです。

日本人はこの司令塔型にはかつて攻撃的ポジションだった選手が多くコンバートされています。理由はたくさんあるのですが、先述した攻撃的MFはテクニックに優れていること、パス精度がたかいこと。攻撃的MFの争いをさけるために手薄であるこの位置を任せること。などがあります。

長崎ではこのボランチは黒木選手、中原選手などがいます。

 

5. サイドMF

 サイドMFはその名の通り、サイドに位置する選手であり、4バック時のサイドバックより前の選手を呼ぶことが多いです。

両サイドからの攻撃の組み立てや、ドリブル突破、アーリークロスなどのクロス能力などの攻撃面に優れた選手が多く存在します。

ここは非常に各選手の特徴が出てくるポジションで、クロスが得意、ドリブル突破が得意、ミドルシュートが得意などといった選手が多いです。

後ろにサイドバックがいるのである程度攻撃を重視できるポジションとなっています。

 

 

6. ウイングバック

先ほどのサイドMFにはウイングバックと呼ばれる選手もいます。ウイングバックとは3バックのポジションで、サイドバックの役割も兼任して行う選手のことを言います。

守備時にはサイドでの攻防や、逆サイドのスペースのカバーなどを行います。

攻撃時にはサイドMFと同じ役割が求められるため、非常にタフな役割を求められ、90分間激しい上下運動をしないといけない場所です。

長崎で言うと、飯尾選手、翁長選手がこのポジションであり、2人の役割は非常に重要です。毎回毎回すごい運動量ですよね。

 

 

7. MFの有名選手

さて、MFの選手たちをピックアップします!

まずは、攻撃的MFはこの人!!現ドイツ代表、アーセナル所属のメスト・エジル選手です!

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ドイツ代表でも長らく活躍しています!テクニックがすごく、非凡な攻撃センスの持ち主です!!

僕も好きな選手の一人です!!

 

セントラルMFならこの人!クロアチア代表、レアルマドリード所属のルカ・モドリッチ選手です!

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 母国を決勝進出に導いたのは凄い活躍でしたね!!

豊富な運動量とパスセンスは目を見張る物があります!

 

守備的MFならこの人。フランス代表、チェルシー所属のカンテ選手!!

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身長は小柄ですが、豊富な運動量で相手のパスをことごとくインターセプトするなど黒子としての活躍はすさまじく、日本人にも出てきてほしいタイプの選手です!

 

レジスタタイプと言えばこの人!現役引退はしましたが元イタリア代表のピルロ選手!

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彼の最大の特徴であるフリーキックはもはや芸術的。パスの精度は非常に高く、まさにレジスタとしてゲームを組み立てていました!

 

サイドMF〔ウイングバック〕ならこの人!フランス代表、パリサンジェルマン所属のエムバペ選手!

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まだ19歳!!!最大の特徴は圧倒的なスピード!!今後が非常に楽しみですね。次世代のスター候補間違いなし!!!

 

とまあ、こんなところでしょうか。このMFには名手が非常に多く存在していたポジションですので興味のある方はもっと調べてみるといいのかもしれません。

 

 

8. プレー集の紹介

さて、MFの選手たちのプレー集です。その華麗なテクニックを見よ!!!


【メスト・エジル】2018 スキル&ゴール集 Arsenal & Germany Mesut Özil 1080i FullHD

 


ルカ・モドリッチ 超プレー集 Luka MODRIC【クロアチア代表】

 


「カンテ」こいつが世界最高の守備的MFだ!スーパープレー集2017/18

 


エムバペ 異次元の足技 超高速スキル&ドリブル集 2017/18

 

 

いかがだったでしょうか???MFは注目すべき選手がたくさんいます!!彼らのプレーを見てサッカーは面白い!!って思っていただけると幸いです!!

 

次回はいよいよラストのFW編!!!どんなプレーヤーがいるのでしょうか??

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまた次回!