taigaのV・ファーレン記

V・ファーレン長崎を中心にサッカー戦術について書くブログです。

vvaren2020シーズンプレビュー①~かつてないほどの大型補強~

新年明けましておめでとうございます!

taiga(@vvn_Taiga14)です!

 

去年は大変お世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2020年はブログもサボらずに書いていきたいと意気込んでいますのでどうぞよろしくお願いします。

 

さて、2019シーズンが終わって3週間…。2020年1月11日より新シーズンが始まりました。

19シーズンのまとめはこちらを。

 

vvn.hatenablog.jp

 

 

 

いや、早くないか。

もうシーズンのスタート???

 

嘘だろ。嘘だろ????(天皇杯準決勝まで残るとこんな風になるんですね)

 

 

ということで今回はシリーズとして今オフの動向と、各ポジションの選手の特徴をまとめていきたいと思いますので、みなさんどうぞよろしくお願いします!(最後はひとまとめに編集して1つの記事にもしたいところ)

※これから使用する画像は全てvvaren公式から引用しています。

 

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ではまず1回目は長崎の今シーズンのオフ動向のまとめから。

今年のオフもかなり動きました 。

 

 

昨シーズン長崎は一年でのJ1復帰を目指しましたが、結果はリーグ戦12位といまいち波に乗りきれないシーズンになりました…。

なかなか勝てないことも多く、内容としてもいまいちな試合が多かったと思います。

 

そこでこのオフでは社長も髙田春奈社長になり心機一転。

強化部長に竹元義幸氏が着任し、彼を中心に強化を行いました。

 

 

それでは今シーズン長崎が行ったシーズン移籍動向を見ていくことにしましょう。

(in/outのみ)

 

 

 

 

V・ファーレン長崎 移籍動向(1/11現在)

 

【IN】10人

GK 高木和徹(←清水エスパルス期限付き移籍

DF 加藤聖 (←JFAアカデミー福島:新卒)

DF 二見宏志(←清水エスパルス:完全移籍)

DF フレイレ(←湘南ベルマーレ:完全移籍)

MF 加藤大 (←アルビレックス新潟期限付き移籍

MF 氣田亮真(←専修大学:新卒)

MF ルアン (←アトレチコ・ミネイロ:完全移籍)

FW 植中朝日(←JFAアカデミー福島:新卒)

FW 富樫敬真(←FC町田ゼルビア:完全移籍)

FW 毎熊晟矢(←桃山学院大学:新卒)

 

 

【OUT】17人

GK 鈴木彩貴   (→現役引退)

DF イサンミン  (→蔚山現代期限付き移籍満了)

DF 香川勇気   (→大分トリニータ:完全移籍)

DF 髙杉亮太   (→栃木SC:完全移籍)

DF 中村北斗   (→未定)

DF 本多琢人   (→ヴェルスパ大分:完全移籍へ移行)

DF ヨルディバイス(→京都サンガF.C.:完全移籍)

MF 碓井鉄平   (→カターレ富山:完全移籍へ移行)

MF 大本祐槻   (→アルビレックス新潟:完全移籍)

MF 翁長聖    (→大宮アルディージャ:完全移籍)

MF 黒木聖仁   (→未定)

MF 幸野志有人  (→未定)

MF 島田譲    (→アルビレックス新潟期限付き移籍

MF 林田隆介   (→未定)

FW イジョンホ  (→蔚山現代期限付き移籍満了)

FW 呉屋大翔   (→柏レイソルガンバ大阪からの期限付き移籍満了)

FW 長谷川悠   (→未定)

 

 

 

 

とまあこんなところでしょうか。

例年長崎の移籍傾向は多く見られるのですが、今年もそれなりの数は動きました。

特に長年長崎をひっぱてきた杉様の契約満了は多くのサポーターが動揺しました。

杉様の次のチームが決まってよかったです。

 

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髙杉選手は栃木へ

 

今年の移動人数は実は例年とそんなに変わらないです。 

 

 

 

ですが、今年の移籍は例年とは違う傾向が見られます。

 

 

 

それは、主力選手の放出がかなり少なかったということ。

 

 

これまでの長崎と言えば、チーム人件費もJ2の下位に位置しており、チームで活躍した主力をなかなか引き留めることが出来ずに入れ替わりが激しくなってしまうという傾向が数多く見られました。

お金のない地方クラブとしてはこれはしょうがないことですが、サポーターからするとなかなか苦しいものでした(応援したい好きな選手がチームからいなくなる悲しさ)。

 

しかし2017年に新体制になってからは大きく変化しました。

特に今シーズンとしては、主力だった選手の引き抜きは、

サイドバックの香川選手とチーム得点王で大ブレイクした呉屋選手の2人のみ。

それも2人ともJ1チームへの移籍という個人昇格でした。

 

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呉屋選手はG大阪ではなく柏へ。

 

ここまで主力が残るのは実はかなり珍しく、すごいなと思っています。

長崎がチームとして成長していること。選手が残りたいチームだと思ってくれていることなど色んな事があると思いますが、何にせよ主力選手が多く残ってくれたのは非常に嬉しいことなのです。

 

 

 

では、今シーズンの長崎はどのようなテーマを持って補強が進められたのでしょうか。大きく3点にまとめられると思いますのでごく簡単にまとめてみます。

 

 

 

①即戦力候補の新卒組

今まで長崎の新卒組の補強といえば関東大学リーグで活躍していた選手を連れてくるという手法が多かったのですが、今年もその路線は変わらず。

神崎スカウトなどのもとで新卒の加入が進んでいったとは思います。

 

今年の新卒もかなりレベルが高いです。大卒二人組は攻撃のポジションで活躍できる二人です。とくに毎熊選手は長崎市出身の選手!期待したいです。

そして高卒二人はJFAアカデミー福島の主力を担い、なんと二人ともU-18の日本代表にもなっている二人を連れてきました(各選手の詳しい紹介は次回以降で)

 

この四人はこれからの長崎の主軸を担っていく存在になっていくと思われますが、本当に期待が強い4人だと思います。試合にも早い段階から絡んでくると思いますので、ぜひ注目してみましょう。

 

 

②DF陣の対人能力UP

昨シーズン失点が多くなってしまった守備陣。特にセンターバックは角田・徳永・髙杉というベテラン勢も多く組み合わせに苦戦したポジションです。

そのDFにはJ1で試合出場が多いフレイレ選手と二見選手が加入しました。

 

この2人の特徴はなんと言っても対人能力の高さだと思います。

対人能力というのはDFで1対1で対決するときに必要で、例えばボール奪取能力やタックル。そして空中戦での勝負強さなどがあげられます。

 

J2といえばFWにえげつないフィジカルお化けのCFなど非常に良い体格で得点を奪ってこようとするチームが多いです(例えばアビスパ福岡へ移籍したフアンマや長崎のイバルボ)

この選手たちを止めるためにはセンターバックも対人能力に優れて空中戦に強い選手が必要でした。そんな中で彼らの加入は非常に大きな安心感を与えます。

これはもう安泰でしょう。うん。期待しましょう。

 

 

③攻撃の活性化&スター選手の獲得

攻撃は呉屋選手の後釜として富樫選手が加入しました。

タイプとしては非常に長崎で覚醒してくれるタイプの選手なので期待しましょう。

そのほかにもイバルボ選手の完全移籍などもありましたが…。

 

なんと言っても一番の補強となったのはルアン選手。

マジでびっくり。ほんとにびっくり。なんで長崎に来てくれたのか。

ルアン選手のようなクオリティの高い選手はひとりでもチャンスメイクが出来ちゃうので化け物だと思います。スター選手です。

 

ほんとに凄いんです。攻撃陣は澤田選手、玉田選手、大竹選手、吉岡選手などの主力が残ったのでさらなる組み合わせでチャンスを作っていってほしいですね。楽しみにしています!

 

 

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期待が高まるルアン選手

 

 

こんな感じで長崎の補強はある程度成功だったといえます(ワクワクしたよね)

他のライバルチームもかなり補強していて脅威ですが、今年の長崎もそれに負けずきっといい成績を残してくれるでしょう!!これが本当に楽しみなところです。

 

 

次回からは各ポジション毎にひとり一人選手をフォーカス出来ればいいなと思っていますのでどうぞよろしくお願いします。(まずはGKからの予定です!)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた次回!!