こんにちは!最近雪見だいふくにはまっているtaiga(@vvn_taiga)です!
今日僕がお話したいことはV・ファーレン長崎のことではありません。
僕が住んでいる大分を本拠地とする
大分トリニータについてです。
大分トリニータって言うとみなさんはどんなイメージが浮かぶでしょうか?
J1に所属したことのあるチーム
九州唯一のタイトル獲得チーム
J1からJ3まで経験したチーム
ニータンがめっちゃ可愛い
皆さんそれぞれ思うことがあると思います。
僕的に大分トリニータと言えば下部組織がすごく、西川選手や清武選手と言った選手を輩出しているチームです(梅崎選手やかつて長崎にいた井上選手も下部組織出身)。
さて、そんなトリニータなんですが、僕は大学に入るまで全然知らないチームのひとつでした。だって大分に行ったことなかったし、イメージが全然つかなかったです。
そんな中、トリニータに注目するようになったのは大学進学した2016年のこと。
当時のトリニータのカテゴリーといえばJ3に降格し、クラブとして初めてのJ3を戦おうとしているシーズンでした。
(この前の年の入れ替え戦でトリニータが戦った相手は町田ゼルビア。)
トリニータとしても必死で1年で復帰しようとしている時でした。
ただ、当時の僕は大学に入ったばかり。お金もなく、そしてJ3のことに興味が強くなかったので現地まで見に行こうとはしませんでした。
そんな僕が2年生になって、トリニータの試合をDAZNでちょくちょく見るようになり、そして今シーズンは大銀ドーム(来年?からは昭和電工ドーム大分)に行き、試合を何試合か見に行ったわけであります。
僕はトリニータに関して言うと熱烈に応援!
してる訳ではなく大学進学という縁を通じてお世話になる土地のチームを応援したい。どんなサッカーをするのかを知りたい。って思って見に行っているわけであります。
↑今年の大分で開催された九州だJも見に行きました!ニータン可愛い。勿論ヴィヴィくんも!
さてさて、そんな長崎サポからみた大分トリニータの魅力(すごいところ)ってなにがあるんだろう・・・。
いくつか要点を絞って書いていきたいと思います。
①トリニータの攻撃は非常に面白い
トリニータの攻撃ってすごい面白いというか、しっかり作り上げられているなという印象です。
よくJ2では、前線(フォワード)の位置に大きくてフィジカルの強いポストプレーができる選手がいるチームが強いと言われます(例でいえば2017年の福岡のウェリントン(現神戸)、長崎のファンマ、湘南のジネイ(現松本)、松本の高崎などの各選手)が、
大分の場合は長身のFW選手ってほぼ居ない(林選手の178cmが1番高いかな?)。
さらに言うと外国籍の選手がたくさんいる訳では無い(長身のDFウイリアン選手、GKムンキョンゴン選手、在日枠のMF黄誠秀選手)訳です。
では、トリニータはどんな攻撃をするのか。
それはパス主体とした攻撃的サッカー。
このサッカーは独特なものがあり、今年で三年目の指揮を執る片野坂知宏監督によって積み上げられてきたものです。
とにかくパスがよく繋がること繋がること。
GKはただロングフィードをするだけじゃなくてGKからビルドアップをする(これ、今シーズンの長崎とは大きな違いです)。
GKも攻撃の起点となる大事な役割となっています。
そして、センターバックとボランチががよく連動して攻撃を生み出す。右サイドの松本選手や左サイドの星選手や那須川選手にパスを出しながら積極的にサイド交換も使いながら相手のすきを見つけて攻めあがる。
1トップ+2シャドーの個性的な攻撃陣がワンタッチパスなども駆使して攻撃をする。
さらにセットプレーでも質の高いボールにしっかり中の選手が合わせることが出来る。
強い。そしてカウンターが早い。
これが僕なりの攻撃での印象です。しっかり特徴が出ています。パス主体のサッカーですが、周りの連動が素晴らしいのでスムーズに攻撃をすることが出来ている印象です。
ここまで(36節終了時点)で65得点とリーグ最多得点の大分。1試合平均1.8点はすごい破壊力です。
ちなみにですが、トリニータの攻撃陣はそれぞれ個性が強くて僕は好きです笑。とくに三平選手と伊佐選手。すごいいい味だしてますよね〜。
それはともかくとして、J2復帰してから外国籍選手に頼らない日本人選手達によって作り上げられたこのサッカースタイルは素晴らしいものであり、この攻撃がJ1でどこまで通用するのか見たい次第です。
②守備もすごいぞ。トリニータ
守備に関していえば失点が少ない!って訳ではないんですが(41失点)、うち10失点は2試合で取られたもの。その相手は甲府。甲府は完璧にトリニータ対策をしていた感じです。
それ以外の試合(34試合)では31失点と平均失点0.91と1点以下に抑えています。
この失点を抑えている要素はチェック&カバーの基本が徹底されている。
前線から戻ってきて陣形をコンパクトにすることで守備への枚数をかけることができる。
などといった要素が強いです。
守備に関しては詳しく言わないのですが、僕自身が注目しているポイントがあります。
それはDFラインの年齢層。
3人とも若い。
ここ7月下旬からは、岩田、鈴木、福森の3選手が基本的に務めていますがみんな若いんです。
岩田選手は1997年生まれ(僕と同じ歳)
鈴木、福森選手は1992年生まれ。
そうです。平均年齢24.3歳のDFラインなのです。
これにはびっくり。しっかり連携しており、対人能力も高いのですごい安心してみることが出来ています(特に鈴木選手はもうベテランじゃない?ってくらいの鉄人並の活躍ぶりとプレー。)
※ちなみに長崎のDFラインといえば
①徳永、高杉、田上(平均年齢31歳)
②徳永、バイス、高杉(平均年齢32.6歳)
③田上、バイス、高杉(平均年齢29.3歳)
という3パターンが多いです。
ベテラン組はもちろん安定したプレーを見せてくれますが、トリニータのような若手で構成されたDFラインもしっかり作り上げられていて素晴らしいと思いました。
③観客数がすごい
トリニータなのですが、観客がよく来るなというイメージが強くて羨ましいです。
前節の京都戦でも9563人が試合を見に来ています。1万人を超えた試合も5回?ほどあるので素晴らしいですね。
長崎は観客動員数で非常に苦労して、昇格直前の最後の二試合で動員数が急激に上がったんですが、シーズンを通じて安定してトリニータを応援しに来るファン層がいるのは素晴らしいことです。
トリニータのスタジアムが高速インターの最寄りにあること。
近隣にパークプレイスがあり、買い物などもできて一日中スタジアム周辺で楽しめること。
大分市内にあり、駅前から臨時バスが沢山出ていること。
J1時代からのファン層をしっかり減らさずにいること。
などが要因なのかもしれません。あと運営もスタジアムイベントを充実させていて素晴らしいですね。
見習うところ沢山あります。(ボランティアでたくさんの友達が運営の手伝いをやってました笑)
ぼくなりに思ったトリニータのすごいところはこんな感じです。
来年までは大分県民の僕として今年トリニータが昇格してくれることで来年の楽しみができます!(今年は大分町田でフィニッシュしてくれることが僕の希望)
しかしながら、トリニータが昇格しようが残留になろうが、
来年はトリニータのユニフォームを着て、できることならゴル裏にもお邪魔したい!
これが僕の計画です。
偶発的に大分に来ることになり、そこでトリニータのことを詳しく知りました。
トリニータのことをここまで知るようになれたのは大分に来たから。
そして、トリニータが面白いサッカーをしていたから。
大分に来なかったらトリニータはただの九州のひとつのチームとして見ていたと思います。
大分に来たからこそ知ることが出来たのです。
大分の土地に来たからにはトリニータを今も、そしてこれからも密かに応援していきたい。それが僕の思いです。
(勿論、1番応援するクラブは地元のV・ファーレン長崎にはなってしまいますが)
次の二試合がトリニータは頂上決戦です。勝負どころと言えます。
がんばれトリニータ!
J1中断ウィークなので、J2やJ3も見て楽しみましょう🙌 やっぱりサッカーは面白い!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた次回!!